ローカルルール(作られた現実)を助けるもの~ニセの感情

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 ローカルルールを除き、物理的な現実に根ざす途中では、様々なものが邪魔をします。

(参考)→「「物理的な現実」に根ざす

 

 まずはニセの感情。不安、恐怖、罪悪感など。

 例えば、家族を大切にしなければ、というローカルルールが強く湧いてきたりすると、今ある状態を巻き戻していくこと自体に家族を裏切っているような罪悪感が湧いてきて、徹底できなくなったりします。

 その罪悪感は、刷り込まれたニセの感情であり、本物の感情ではありません。

 しかし、ローカルルールを成立させるために存在していて、例えば罪悪感を感じることが正しい(常識)かのように感じさせられていたりするのです。

 

 

 別の例で言えば、ビビリといった反応も、実は、ローカルルールに伴って刷り込まれた反応だったりします。

 ビビリとはある種の過剰適応で、他者が理不尽な行動をすることに対してビビることで相手に巻き込まれて、そのローカルルールの維持を助けています。

 

 子供の頃、親が自分の私的な感情で行動していることに対してビビることで、親に巻き込まれる。

 そして、親のローカルルールの維持に関与させられていると、ビビることが条件付けられて、それ以外の場合でもビビるようになる。いつしか、自分はビビりだ、と思わされるようになって、ローカルルールを助ける条件が当たり前のものとして意識化されなくなってしまう。

 

 会社で上司やお客さんが怒ったときも、ドキドキしてしまいますが、それは、正常な反応というよりは、実は、ローカルルールによる巻き込みの反応だったりする。

 本人は、「自分はビビリだから」と思っていますが、実はそうではない。本当の反応ではない。

 もちろん動物である以上、本当に対処が必要な場合は身体の反応として血流や拍動が高まったりするようにできていますが、この場合のビビリは、本当のビビリではない。

 
 内面化した自分のローカルルールについても、ビビることでその延命に力を貸すようになってしまう。ちょっとしたことでビビってしまって、判断を過ってしまう。

 

 ローカルルールというものがわかると、「自分はビビりだ」と思っていた人は実はそうではなかったりする。

 こうしたビビリとかに代表されるようなニセの感情は、自他の区別を曖昧にさせ、自立を阻むものです。

 

 ヤクザが相手をビビらせようとするのも、自他の区別を曖昧にさせ、因縁をつけてローカルルールに巻き込むためですね。

 

 人間同士は本来はもっともっと互いに関わりが薄く距離があるものです。
とくに内面に立ち入ったり、立ち入られたりする権利(筋合い)は誰にもないものです。
 

 

 しかし、ニセの感情はそれを曖昧にしてしまうのです。

 

 

(参考)→「ローカルルールとは何か?」 

 

 

●よろしければ、こちらもご覧ください。

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