新型コロナウイルスの自粛の影響もあり、生活習慣が乱れてしまったり、特に運動不足が心配されます。
クライアント様の中にも、あきらかに自粛の影響でうつっぽくなってしまったり、悲観的になって自分で戻せなくなってしまっている方も、散見されました。
以前の記事にも書かせていただきましたが、
(参考)→「結局のところ、セラピー、カウンセリングもいいけど、睡眠、食事、運動、環境が“とても”大切」
運動、食事、睡眠のいずれかが下がると、心身のコンディションはテキメンに下がります。
(マインドコントロールも運動、食事、睡眠の制限が基本ですから、わたしたちにとってその影響の大きさが伺えます。)
コンディションが下がると、ローカルルールや過去の嫌な記憶といったものにも囚われやすくなります。
(さらにローカルルール人格にスイッチしていまうと、自分では自分の考えとそうではないものが区別できなくなってしまいます。)
(参考)→「ローカルルール人格って本当にいるの?」
たまたま、新聞で書籍の広告が目に入ったのですが(「スタンフォード式人生を変える運動の科学」という本)、そこにも、「毎日の平均歩数が「5649歩」を切ると、不安・落ち込みが増大」という言葉がありました。
これはそのとおりで、エビデンスでも裏付けられていますが、いわゆるうつ病でも、薬で回復する人は2割程度ですが、週3回20分程度ウォーキングすることで、9割が回復することがわかっています。
反対に言えば、運動が不足するとうつや不安に簡単に陥ってしまうのが私たち人間の性質であるということです。
自粛とは関係なくても普段、うつとか、不安などを感じたら、セラピーを受けるよりもまず、運動をしてみる。とにかくしっかり寝て、じゃぶじゃぶに栄養を取る。
栄養については、下記のような本を参照ください。
奥平 智之 「マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ」
運動については下記のような本があります。
ジョン J. レイティ, エリック ヘイガーマン「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」
宣言も解除されましたので、あらためて「運動」の習慣も戻していきたいところです。
(参考)→「結局のところ、セラピー、カウンセリングもいいけど、睡眠、食事、運動、環境が“とても”大切」
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