筆者は、セッションの中で、ローカルルール人格そのものと接することがありますが、本当に、ローカルルール人格は、自分のことは語れません。
(参考)→「ローカルルール人格って本当にいるの?」
基本的に、「私は~」という言い方ができない。
言えるのは、まさに「You’r NOT OK」だけ。
他人の批判や話題だけ。
(あるいは、他者のローカルルールが自分に向いて自己否定 I’m NOT OK となる場合 )
(参考)→「ニセの公的領域は敵(You are NOT OK)を必要とする。」
なぜかといえば、ローカルルールとは、不全感に理屈をつけて成り立っているので、中身が空っぽだからです。
「You’r NOT OK」で固めて、周りを巻き込むことでなんとか成立できるくらいの力しかありません。
そのために、言葉は多いけども、自分を主体に何かを語ることはできない。
前回もお伝えしましたが、ローカルルールを内面化していると、まさにローカルルール人格の影響を受けて、その人自身も、自分のことを語ることができなくなります。