ホンモノのうつ病とは何か?その原因とメカニズム

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 ホンモノのうつ病とは何か?わかりやすくまとめてみると、

 

 まずうつ病とは、多くの人にとって意外かもしれませんが、ストレスが原因で生じる病気ではありません。

 

 本来うつ病は、「内因性の病」されます。内因性とは、「遺伝的体質的素因」のことです。つまり、その方の体質によるものです。体質によるものですから、うつ病は、明らかな原因がないもの(了解不能)です。

 

 もし、ストレスといった事が原因で気分が落ち込んでいる、といたように原因が明らか(了解可能)であれば、それは本来のうつ病ではありません。単なる「うつ状態(抑うつ)」です。昔でいえばノイローゼです。

 

 テレビなどの電化製品に例えてみてもわかりやすいです。

 

 長年使用していて、ある日テレビが突然故障してつかなくなる。これが「本来のうつ病」です。

 一方、操作の仕方が悪かったり、モノがぶつかって壊れたらそれは「抑うつ」であって、「うつ病」ではありません。

 

 「うつ病」とは時間とともに脳がくたびれて(理由なく)勝手に壊れるものなのです。

 

 

 原因がはっきりしている場合は、うつ病ではない他の不調とみる必要があります。どうしてこの区別が必要かといえば、それぞれに対処法が全く異なるからです。


 対処法が異なるというのは、「本来のうつ病」ではなければ、例えばうつ病のお薬を出しても上手く功を奏さないということです。

 

 ストレスが原因で鬱になったのでしたら、それは「うつ病」ではないですし、基本的にはお薬で解決するものではありません。ストレスを解消する必要があります。

 

 もう少しメカニズムから説明すると、

 本来のうつ病は、脳内伝達物質の乱れなどが原因とされます。年を取るにつれて、脳内伝達物質がうまくリサイクルされずに足りなくなってしまうのです。※諸説あります。本来のうつ病には、脳内伝達物質に働きかける抗うつ剤がよく効きます。

 

 しかし、ストレスに反応した抑うつや、トラウマが原因といった抑うつは、そもそも脳内伝達物質などが原因ではありませんから、いくらお薬を飲んでもよくなりません。メカニズムを考えれば当然の結果です。

 

 

 野村教授も述べているように医師でもこの違いをはっきりさせないままただお薬を出すだけ、といったことも多いようです。(医師でもそうなのですから、カウンセラーはさらに怪しいかもしれません)


 うつ病の簡単な入門書やリーフレットを見ても、こうしたことはほとんど説明してくれておらず、誤解を促す原因の一つとなっているようです。

 

 

関連する記事はこちらです

→「うつ病の真実~原因、症状を正しく理解するための10のこと

→「うつ病を本当に克服にするために知っておくべき16のこと

 

 

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